例会
自社の経営課題解決の場として
「例会」とは、経営者の経営体験報告を聴き、自社に置き換えて参加者相互の経営体験交流から謙虚に学びあう場です。例会の講師(同友会では報告者)は、主に同友会会員で、講師というよりは問題提起者です。報告者の問題提起を聴いたあと、テーマを基に討論(グループ討論)をおこないます。グループ討論では、自ら発言するだけでなく、同じグループの参加者の話を聴きながら、テーマに即した学びを深めます。
同友会大学
「企業づくり」「地域づくり」のリーダー養成の場
宮城同友会は、複雑に揺れ動く激動の現代をしっかりと見据え、真の豊かな時代を切り開くために『学ぶ企業こそ生き残る』と語り合い、積極的に学びあい活動を続けてまいりました。環境変化に強い企業づくりと地域に責任を持てる同友会をめざして、より科学的、体系的に学べるカリキュラムが用意されています。受講生が、学びを自社のなかで具現化し「新しい取り組み」に挑戦するトップリーダーとなることをめざします。同友会大学は毎年9月~3月にかけて行われます。
経営指針を創る会
会社のビジョン、経営理念はありますか?
『300人以上の修了生を送り出しています』
会社のビジョン、経営理念はありますか?現在の中小企業の経営は、外部環境の変化に揺さぶられています。同友会では一貫して「経営指針の成文化と全社的実践」の必要性を唱え、運動を進めてきました。宮城同友会の平成元年から始まった「経営指針を創る会」は、「経営責任の自覚」「事業の方向性の確立」「社員との信頼関係づくり」の学びを通して、多くの修了生を輩出しています。
社員共育
共に育ち合う土壌をつくる
同友会では「教育」ではなく「共に育つ“共育”」と呼んでいます。「自ら考えて主体的に行動する人間に互いの違いを認めあいながら育ちあう」ことを目指して経営者だけでなく社員が学べる機会を多くつくっています。
『学ぶとは誠実を胸に刻むこと、教えるとは共に希望を語ること』
共同求人
地域で若者を育て、地域に若者を残す運動
宮城同友会の共同求人活動は約30年間で「一社で求人募集しても人が集まらないという悩みを共同して解決 する活動」から「地域全体で若者を育て、地域に若者を残す運動」に発展してきました。現在では年間を通して地域(自治体・学校など)からの教育分野に関する支援要請を受け、講師派遣等にも対応し、大学・専門学校・高校・中学などの学生・生徒たちに「働くこと」「生きること」について考えるきっかけづくりを支援してきました。これらの活動が評価され、2011年1月には「キャリア教育・文部科学大臣表彰」を受賞しています。
経営研究集会
宮城県中小企業家同友会『経営研究集会』
年に一度、宮城同友会全体で開催する大規模な「学びの場」です。約400名の会員経営者・ゲスト経営者・行政・金融・教育・他団体の関係者が集まります。「全体会(基調講演)」を聴いたあと、複数のテーマ別分科会を設置し、自社の経営課題に合った分科会を選択し学びを深めます。